「LCA日本フォーラム 会長賞」表彰式が執り行われました

No.1252

2022年2月17日

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一般社団法人日本自動車タイヤ協会(会長:東 正浩)は、この度、LCA日本フォーラム(*1)が主催する第18回LCA日本フォーラム表彰において「LCA日本フォーラム会長賞」を受賞しました。

この表彰式が1月28日(金)に東京都内で執り行われましたのでお知らせ致します。

【受賞の概要】

受賞名 :
LCA日本フォーラム会長賞
受賞活動:
タイヤのLCCO2算定ガイドラインVer2.0を活用した国内市場に於けるCO2排出量削減効果の公表、及びガイドラインVer3.0の作成

表彰式当日は、LCA日本フォーラム会長賞の表彰状・トロフィー授与の他、当会 倉田健児 専務理事による受賞挨拶、及び当会環境部会 森永啓詩 部会長による記念講演が併せ執り行われました。

倉田専務理事による受賞挨拶の様子

倉田専務理事による受賞挨拶の様子

森永部会長による記念講演の様子

森永部会長による記念講演の様子

当表彰は、「製品のライフサイクルから環境負荷削減に取り組む企業、組織、研究者を応援する」ことを目的とし、製品のライフサイクルという観点から環境負荷削減に取り組む企業、組織、研究者などを対象に、ライフサイクルアセスメント(LCA)の実施に取り組む、もしくは積極的に活用する企業等を表彰する制度です。

我が国におけるLCAに関わる産業界、学界、国公立機関の関係者が集うプラットフォームであるLCA日本フォーラム(*1)により2004年度に創設され、今回で18回目を迎えます。

(*1):
LCA日本フォーラムホームページ: https://lca-forum.org

当会は2012年にライフサイクルにおけるCO2排出量の算定方法を示す「タイヤのLCCO2算定ガイドラインVer2.0」を策定・公表し、タイヤ製造各社で活用されている他、当該ガイドラインを用い4年に1度、国内市場に於ける「使用段階」のCO2排出量削減効果を公表し(*2)、低燃費タイヤの普及を後押ししています。

2021年には、最新のデータを掲載し、且つ、ISOにも準拠した「タイヤのLCCO2算定ガイドラインVer3.0」(*2)を発行しました。

また、ライフサイクルの中で排出量の最も多い「使用段階」に於いて、消費者の協力を得るため、世界に先駆けてタイヤラベリング制度を業界自主基準として導入し(*3)、消費者にタイヤの環境性能と安全性能を解り易く伝え、低燃費タイヤの普及に繋げ、継続的にCO2削減に取り組んでいる事など、業界一体となって、多くのステークホルダーを巻き込みながらCO2排出量削減活動を推進している事を評価戴きました。

尚、当会は第10回LCA日本フォーラム表彰(2014年)に於いて「奨励賞」を受賞しており、今回で2度目の受賞となりました。

本件に関するお問い合わせ先

一般社団法人日本自動車タイヤ協会 環境部 中島・時田

電話 03-5408-5051 FAX 03-3435-9097