損傷タイヤの検査
当会では、1954年(昭和29年)に、損傷等不具合品の原因究明のためタイヤ検査事業を設け、全国4ヶ所の検査所においてタイヤに関する損傷等不具合品の検査を行っています。
1. 損傷等不具合品の受付
全国4ヶ所の当会検査所(下表)において、タイヤ、チューブ及びフラップの損傷等不具合品検査の受付を行っています。
検査所 | 管轄地域※ |
---|---|
北海道検査所 | 北海道 |
関東検査所 | 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 東京都 茨城県 栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 神奈川県 新潟県 山梨県 長野県 静岡県 |
近畿検査所 |
富山県 石川県 福井県 岐阜県 愛知県 三重県 滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 |
九州検査所 |
鳥取県 島根県 岡山県 広島県 山口県 福岡県 佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県 |
※原則として、検査請求品の使用者又は検査請求者の住所等による。
検査所の住所・電話番号は、こちら
2. 損傷等不具合品検査の実施
- ① 検査は原則として毎月2回以上、各検査所において実施しています。
- ② この検査では、タイヤ、チューブ及びフラップの損傷等不具合原因を究明し、下記の判定区分に分類の上、検査結果報告書を作成して、使用者及び当該品の製造会社に通知しています。
-
③ 判定区分
- A判定—製造上の要因による損傷等不具合
- B判定—使用上の要因による損傷等不具合
- C判定—A判定、B判定のどちらでもない損傷等不具合
- D判定—検査判定の結果、損傷等不具合が認められないもの
3. 損傷等不具合品検査の経路
使用者からタイヤ等の損傷等不具合品検査を付託された場合、当会は、下図に示す順序に従い、検査・判定を行っています。